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三男坊と、かすみ草  【tiりとte】
今期は公共電波さまに踊らされっぱなし。
と云うわけで、tiりとteに加えて1月からは大河のあつ姫さまも
愉しくキュンキュンしながら(それが正しい鑑賞かどうかは置いといて)見ていまっす。
きく本の覚悟の死で頭を冷やされるまで、
あのホームドラマでリリカルな少女マンガちっく幼馴染二人に
ほのぼのしてましたが、やはりこれは大河でドラマで幕末物語…。
それだけに今後の史実展開とドラマとの絡ませ方が気になるよぉ~。
えーたは、チョンマゲでもいい役者だ。
水少年といい、夏時間マシンブルースといい、
やがて過ぎゆく時間と、一瞬だとしてもそれが全てだった時のかけがえ無さとの
切なさと輝きと眩さを演じさせたら、最高の男の子だ。

なおごろうと姫の、お守りエピソードがとても好きで、
しかも男の子が持つはずだった青色のお守りを、あのおてんば姫が持つだなんて
リボンの騎士に出てくる、男の子のハート・女の子のハートみたいじゃないスか!
と、タカハシさん宅のブログにファンタジーな事を突撃して書いたら、
「『ヨッコちゃんが来たよ!』のハートでもいけます」と
すばらしー返球が戻ってきました。
えっ、ワンコロななおごろさん て、それ超もえますわ…!
男の子のハートもとい青のお守り(本来持つはずだったモノ)を
満を持して、しかも他でもない姫から、受け取ったなおごろさんが
これから幕末の闘争の中に身を投じていくのかと思うと…おぉぉ。


(ところで、今期はもうひとつ、例によってQドカンの「めぐる」も
 観てるんですが、こっちでは「100%ユーキっす!-☆」な男の子が
 あつ姫じゃ立派にジョン万次郎で、びっくりしました。役者ってすごいなぁ…)


 -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*-



先週に引き続き、陽気で師匠らしいお見送りで週が明け、
(縁側に集合して、好き勝手でしかしそれぞれらしい
 台詞の応酬をするあの構図の決まりかたは、
 結婚式の回の見事なハマりかた並の、神回でした。
 葬式という対照的な場に繋がるこの符号。さすがですよ、悦…!)
いきなり登場のニューフェイスが、かなりの良メガネなのにトキメき、
そしてA子の変わりように、うひょーとなって と、
今週も大忙しの、tiりとte。
濃いよ。濃すぎるよ。萌の消化量が追いつかないよ…!

で、今週も相変わらず、三男坊に首ったけなのです。
なんなんだ、あの可愛らしい生物は……!!!

しかし師匠が亡くなってから、不憫度と云うか、
坊ちゃん育ちで純粋培養なところが、強調されてきたなー、三男坊。


前々から、たとえば
まさのり父ちゃんのお箸を受取る時に、指輪を外すさりげない所作とか、
四男の家でケータイかかってきたら「出てええか?」と聞く気遣いとか、
兄弟四人で酔いつぶれてそのまま寝ちゃった翌朝にも、
三男坊だけちゃんとパジャマに着替えていたワンカットとか(…)
に、三男坊のお育ちの良さを、がっつり感じてたんですが、
ユースケくんの嘘発覚シーンの、坊ちゃんっぷりはいやもう最高でした。

”嘘をつくのが大好きな人種”という説明に
「そんな人種おるんか!?」と真顔で聞くわ、
ユースケの嘘がぜんぶバレた後でも
でもつれづれ亭の落語はよう知ってたやん~と、性善説な擁護するわ、
もーーーっお前、それでよく芸能界を生きてこれたな!と。
たくさん騙されてなかったか、心配だあの仔。というか今でも騙されてそうで心配だ。

なので余計に、「両親は死んでた」というユースケの嘘への
次男の怒り―「この家でよう、そんな嘘つけたな!」―が、自分の為ででなく、
三男坊の為に怒ってたってのが、すごーく嬉しかったのです。
両親を亡くしても、ちゃーんとここに君の家族はおるよ、三男坊…
人の着物ひっつかんで襟元乱すわ抱きついたまま壁にゴッツンするわの
直情馬鹿力恐竜男だけど、ちゃんとアレなりに兄貴してくれてるのだよ、三男坊…


しかし、そんな次男―三男の兄弟っぷりを見るにつけやはり、
師匠から三男坊へ、あと一言、ひとつでも、遺してってくれてればと
思わずにはいられません。

師匠が亡くなる前夜、親子で布団をともにするあのシーンは
父子の最後の語らい(言葉はなかったけど)として、
これ以上ないくらい、切なくて美しい、そして少し掬われるエピソードでしたが、
三男坊のトラウマのすべてが、師匠の伝えられない不器用な愛し方…
入門の時に「二度手間やがな」と言ってしまったこと、
褒めることもせず(できず)「寿限無しか出来へんで」と言ってしまったこと、
その言葉がいまだに、三男坊を縛ってるようで、もーもーもーーー。
せめて、何よりも師匠が三男坊の弟子入りを喜んだこと、
次男よりヘタだなんて思ってないし、三男坊の中だけにあるモノを見抜いてたことを
師匠の言葉で伝えてほしかった。
師匠の言葉で掬ってあげてほしかった。


ドラマの前半、まだ三男坊が父に反抗してた頃に、
師匠がしほさんのお墓に参るシーンで、「あっ」と思えた図がありました。

師匠が無き愛妻に捧げた花は、かすみ草。

その後、三男坊がそれを引き抜いて豪華な花を挿して、
それでも、その次に墓が映った時には、またかすみ草がそっと捧げられていて、
師匠の今の懐具合と、そして息子に何を言われても黙ってまた
花を捧げに来た師匠の想いを託してて、うまい小道具使いだなぁと
(たびたび出てくるタンポポといい、このドラマの小道具使いは泣かせる)
思ったんですが、もうひとつ、このかすみ草に感じたモノがありました。
と云うか、思い出してしまった。

日本橋ヨヲコ「G線上ヘヴンズドア」。

主人公の町蔵は、有名漫画家の父親に反発してて(!)
そして町蔵の脇には、その父を尊敬する天才マンガ少年の鉄男がいて(!!)
父親への屈折した思い、疑似父親への敬慕が絡み絡まった
三角関係が展開していくという、熱ーい現代版「マンガ道」な話なんですが
(つまり、私は昔も今も変わらず、この手の父子モノに弱い、と。)

この中盤で、町蔵が思いを吐露する場面。
いつでも人の輪の中心で人気者だった鉄男に比して、
自分はいつでも脇役だ、あの中心にはなれない… そんな自分と、
花束で主役になれない かすみ草 とを、重ね合わせるシーンがあって、
しかも後にそのかすみ草が、鉄男の父が本当に大切な人に捧げる花として、
そして、鉄男を救う一筋の光としてキーになってくるのです。
tiりとteの父子シーンに現れたこの、かすみ草にも同じものを感じてしまい、
そしてここまでの展開で更に、その思いがどんどん強まってきてます...。

かすみ草はたしかに、脇役かもしれない。
男版B子とも云うべき三男坊が、乱暴に払いのけるくらい、
彼が逃れたいモノかもしれない。(かと云って、自分が持ってきた豪華な花にもなれない)
だけど誰か、じゅんちゃんがB子に
「誰かにスポットライトをあてる、脇役の人生も素敵だ」
と言ってあげたように、三男坊にも言ってあげてほしいのですよ...。

考えてみれば、落語家と云う仕事そのものが、
「誰かにスポットライトをあてる、脇役」なんじゃないでしょか。
主役は落語家自身ではなく、お噺のなかの人たち。
むしろ、落語家が脇役に回って、彼らを浮かび上がらせてこそ
本当の落語家と云える。

師匠がかすみ草を捧げた愛妻もまた、落語のお囃子を務める
下座さんつまり「脇役」でした。
そのしほさんを、誰よりも愛してた師匠。
そのしほさんによく似た、「どうせ脇役やし…」と
いじけるB子を面白がって弟子にした師匠。
脇役を愛おしく見つめる眼差しを持ってた、
だからこそ、人の心を動かす噺をできた師匠。

その師匠に、師匠自身の言葉で、
かすみ草もまた美しいんだ と、
三男坊に云ってあげて欲しかったのですよぉぉぉぉ~~~っっ。


B子もといわかさちゃんの方はもう、何も心配してないので
(今週の、見事な三味線や、おかみさんっぷりに泣けた…!)
あとは、三男坊にどう救済が訪れるのか…。
かすみ草がタンポポと同じく、晴れ晴れと咲ける日は来るのか、
それをジリジリ待ちながら、また明日から藤本神の掌で踊らされます。



▽らくがき~

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噂のSAIを導入してみました。感動する、この描き心地…!
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■からくり
 直球勝負が大好きです。
 でも変化球も好物です。  
 
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