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広辞苑・的・手塚治虫  【テヅカごと】
2008年も明けまして。

何事もなかったかのように、年を越し
何事もなかったかのように、記事を書き始めるのが
この、夢見がちブログの根無し草体質です。


1ヶ月空いた理由などは、表の絵板で書いておりますが、
その絵板の最新絵を、このブログ上にも表示できるよう
改造してみました~。(ついつい、こういう事して遊んでしまうSAGA)
RSSとリーダーCGIをガチンコ改造のねじ伏せ力技。
こちらから覗いてる方も、上の絵になんぞ変化がございましたら
クリックしてやって下さいまし。



 - * - - * - - * - - * - - * - - * - - * -


2008年初頭。
その最大の、どーんと降ってわいたテヅカ話題といえば、
何と言っても
【広辞苑・第六版の広告に治虫先生】(ttp://www.iwanami.co.jp/topics/index_p.html)
…なんです が。
(あちこちのテヅカ系サイトさんで、各地方での広告風景を見られて眼福~*)


先日、学生時代のノートを整理してたら
面白いメモの走り書きを見つけました。

時は1998年、世間が広辞苑 第五版 の発売に沸いておりました頃。(ベベンッ)←三味線

かたや古びた91年発行・第四版と
かたや燦然と鎮座まします新品の98年発行・第五版。
学校の図書室にチョンと並ぶ、広辞苑ふたつ に、
ふと、テヅカの血がざわめき【て】の項目を見たところ、
なんとも面白い対比がありましたので、
思わずあの日の私は、ノートの最終ページに書き付けておいたのでした。
青春のメモリアルすらも、テヅカ色か…!くわっ。

以下、追憶の彼方より現れたそのメモより、転載。



=======第四版=======(1991年発行)
【手塚治虫】―漫画家。本名、治。大阪生れ。大阪大医学部卒。
映画的手法を駆使、現代漫画を確立。アニメーションも制作。
作「ジャングル大帝」「鉄腕アトム」「火の鳥」など(一九二九-一九八九)


=======第五版=======(1998年発行)
【手塚治虫】―漫画家。本名、治。大阪生れ。大阪大医学部卒。
映画的手法を駆使し、ストーリー漫画を芸術の域に高めた。アニメーションも制作。
作「ジャングル大帝」「鉄腕アトム」「火の鳥」など(一九二九-一九八九)



うーむ、たった一文の差とはいえ、
千の情報と万の推敲の末に、一文字が削りまた足される(であろう)
広辞苑さまにおいて、この変化はかなり重いではないですか。
ちなみに、私が持ってる第二版・第三版(手塚先生の生前に発行)
には、手塚のての字もありません。
手塚先生のお名前が載った第四版の発行は、1991年。
先生が亡くなられた1989年からたった2年足らずな時期で
あることを思えば、こうして項目が足されただけでも、御の字なのでしょう。

さらに、手塚治虫百年祭(生誕70周年+手塚プロ設立30周年)で
もりあがった1998年、まさにその年に出た第五版では
「現代漫画」は「ストーリー漫画」へ。
「確立」は「芸術の域に高めた」へ。

項目が足されてたった7年の間に、
先生への評価が著しく高くなり不動になったのが分かると言うか、
死して”神話”になった手塚伝説の成立過程が分かると言うか…。
嗚呼、そのとき歴史が動いた。

そして今年2008年の第六版では、
とうとう、広辞苑そのものの広告に登場なのです。
感慨深いわぁー。

その第六版での項目内容そのものは、評価の確立された第五版に引き続き、
さしたる変化はありませんでしたが、
奇しくも、今年は先生の生誕80周年であり、
手塚治虫「再考」にあれやこれや花が咲きそうな年でもあります。
なんなんだ、この、版を重ねるたびのタイミング。
これだから、生まれるタイミングからして符合を背負ってる()ヲタムは…!

さて、次の広辞苑第七版が発行される時。
果たして【手塚治虫】の解説に変化は生じていますのか、これ如何に。
特に、いわゆる「映画的手法」とは何ぞや という点に関しては
ここんトコ、まさに宗教論争ただ中なので、
今年の「再考」の流れでどうなるのか、楽しみだわー。
そんな、歴史の中のささやかな流れのひとつに思いを馳せるのもまた、
テヅカヲタクらしい年の幕開けと言えるかもしれません~。とぞ思う
(個人的に、手塚先生の描かれたモノは「漫画」ではなく「マンガ」だと思い
 自分が表記するときにも「マンガ」の方を使ってますので
 この表記も変わるといいなー)



…しかし、この広辞苑さまの解説で、
代表作が「ジャングル大帝」「鉄腕アトム」「火の鳥」
この三つと言うのは、どーいう選考基準なんだろう。

いや確かに、オフィシャルの認めた五大作品
(アトム/ジャン大/リボンの騎士/火の鳥/B・J)
から取られてはいますけど、
・鉄腕アトム ←日本初の国産連続TVアニメという歴史的事実
・火の鳥 ← 広辞苑さまに文字が載るに相応しいテーマ性
…と来て、あと残る一つは
現在においての知名度とバランスから言えば、B・Jではないのかしらー。

考えてみれば「ジャングル大帝」って、
実はストーリーそのものは、キャラクターの知名度ほどには
さほど知られてない気がするのですが、
それもこれも全ては、テヅカヲタ泣かせの「バージョン違い」の中でも
特に、紆余曲折ありすぎな改変が繰り返されてる
不幸な歴史のせいな気が。
私も、「ジャングル大帝」の真の偉大さを思い知らされたのは
「漫画少年」掲載時の復刻版を、読めたときだったしなぁ…。
単行本の形で矯められてない初出時の「ジャングル大帝」は、本当にスゴイです。
生々しくて初々しくて、艶かしい。
先生お得意の、かわいらしい絵で容赦ない怒涛の大河浪漫を描くアレが
冴え渡ってるというか、神がかってるというか…(いや実際、神なんだけど)

しかし、いや、だからこそ、
ある世代の人にとって、もしくは、ある人にとっては、
特別な輝きを持つ作品なのかもしれないです。「ジャングル大帝」。
それを思うと、広辞苑にこの作品が代表作として載せられているのは、また納得だったり。

これもまた、いつか編集する人の世代と認識も替わり
表記にも変化の訪れる時が来るのでしょうか。
うーん、これぞまさしくジャン大を地で行く大河浪漫ではないですか。うっとり
(…と、今年もひきつづき夢見がちを地で行くブログでございます)


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