FC2ブログ

スポンサーサイト  【スポンサー広告】
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




十八年目の強気  【テヅカごと】
今年も、テヅカ関連でおいしい出版がぽちぽち見られた一年
だったわけですが~。
この下半期に、「お?」と思ったことをひとつ、年末に覚書。

テヅカの新刊や図版多用関連書籍には、必ず書かれている、
巻末丸々1ページ(本によっては奥付の一部)を使う「読者の皆様へ」文。
ご本尊の講談社全集はもとより、
どこの出版社で出されようがもれなくついてくる、
デフォルトみたいなものです。

それがここに来て、ちょっと、あれ?と思われる流れが。

9月に発行された手塚治虫 原画の秘密
この本の巻末「読者の皆様へ」文が、
今までのそれと口調が、明らかに違うですよ。

手塚治虫のプロ漫画家としてのキャリアは(中略)長きにわたっており、その間、
差別や表現に対する認識も時代ともにかわってきました。

ゆえに、過去の作品に、現代の基準をあてはめて論じることが
正しいとは、私たちは考えません。


あら、強気?ちょっと強気?
そして文末はこう締められる。
以上の点から、本書では、原画や印刷物を、執筆・発表当時のまま、
掲載しております。

読者諸兄のご賢察を俟つ次第です。


―!うわ、強気強気も、超強気。惚れる。
今までは「これを機会に、差別問題への理解を深めていただければ~」云々な
言い回しでしたが、ここに来て守りから攻めに
転じたかのようなこの口調。イイ。

ついでに今年最後のオオモノ出版物だった僕らが愛した手塚治虫
この本の「読者の皆様へ」文は、2行です。
たったの2行です。
講談社全集史上もっともそっけない「サンダーマスク」後書きに
勝るとも劣らない、さっぱり感。


個人的に、これが今後の流れになってくとしたら、
それはとても嬉しいのです。

もちろん、出版事情的になかなか日の目を見ないテヅカ作品があるのは、
単純にこの問題だけでなく、種々様々複雑な問題がからんでるゆえ~
というのは、百も承知ですとも、ええ。
だけど、あの後書き文に感じられたちょっと強気な空気が、
出版企画自体に作用してくれれば、もしかして復刻が期待できるかも?なんて
作品も多々あるわけでして。

来年は、「新寶島」還暦(=出版60周年)の年であり、
さらに再来年は、先生の生誕80周年であり尚且つ、
先生ご本人が「ストーリーマンガ第一作」と自負され
「テヅカ・イズ・デッド」で素晴らしくスリリングな読み解きがされた
「地底刻の怪人」還暦(=出版60周年)の年でもあります。

ありえないくらいの作品数で、
ありえないくらいのバージョン違いが存在する手塚作品。
だからこそ、その読み比べをする愉しさが、奥の深さが、
生まれた年代によって限定される特権になってしまわないように。
ありのままに、当時のままに読む、その幸せを、
全てのテヅカファンが味わえるように。

ファンとして、ちょっぴりウキウキすることの多くなる
これからの年を迎えるからこそ余計に、そう願わずにはいられないのです。


そんな想いを馳せる、
手塚先生デビュー60周年だった2006年の年末。



―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*――*―――+―---- - - ・ ・ ・ +



会社で、唯一ヲタ話のできる同僚さんがいます。
お昼休みの部屋はほぼ二人貸切なので、オープンどんとこい会話状態。

で、ふとサイトの話になり、
「TOPを、背景に画像1枚ぺたっと貼ってランダム表示~
 てしたいんですけど、なかなかいいテンプレ見つからなくてー」
とのことだったので、
「あ、それなら今ウチのサイトのTOPがまさにそれですよ」
てわけで、ソース見て自由に使ってくださいなー、とサイトアドレスをお教えしました。
 ・
 ・
翌日の朝。
「ぎゃーっちょっともう!私、からくり(仮)さんのサイトお気に入りに入れてましたよ!!」
「!??Σ(゚□゚;)」

すごいなテヅカ。すごいなネット世界。
広いようで狭いヲタクの世界。悪いことはできないわぁ。

今年のびっくり納めにして、びっくり大賞決定。


というわけで余計に、
サイトをなんとかしなきゃなぁ…と思えたのでした。ごめんなさい。
来年の課題、そのいち。



今年は、途中にサイト閉鎖などもありましたが、
テヅカも球児も、たのしいことがたくさん・人の優しさもたくさん~な年でした。

2ndの放映に乗せられて毎週自動筆記状態で描いた感想で年が始まり、
そのまま藤色祭りに突入、普段のチキンハートはどこへ?という勢いの
数々のしあわせコラボ(こちらこそ本当に有難うございます!>超私信)、
たくさん交わした投球捕球送球返球で、わくわくするほど広がっていったもの、
テヅカでも、虫魂2開催が決定してひさびさに原稿用紙を取り出してウキウキしたり、
長年の願いだった「ぼくのそんごくう」オールカラー復刻本が出版されたり。

絵を描くことの愉しさも、二次創作の醍醐味も、スキを誰かと共有するしあわせも、
抱えきれないほどに持てた年だったなぁ… じんわり。

今年一年、かような世界のすみっこの独り遊び場にてお付き合いくださった皆さん、
本当に有難うございました。
(閉鎖後にもあたたかい言葉を下さった方々にも…言い尽くせぬほどのお礼を)
(ちゃんと復帰することで、恩返しにしたいと思います)
(あと、虫魂でちゃんと本を出すことでも…)(来年の課題、そのに)


どうか来年が、皆さんにとって良き年でありますように。
愉しいことも幸せなことも、たくさんありますように。
皆さん、良いお年を!




>私信
 原田と大杉が百瀬より先に途中下車なのは、いちばん奥地なのはあの二人で、
 ローカル線に乗り換えなきゃいけないからなんですよ(笑)。
 百瀬はわりと街中っぽいカンジです。
 主要路線の停車駅から、乗り換え無しにそのまま帰れそうな。
 適度に都会で適度に田舎な、地方都市。
 それにしても、座席表みたいな細かいネタまで、またシンクロするなんて…
 年の最後までやっぱりエスパーですね、そうなんですね!(笑)
 来年も、たくさんの藤色&テヅカ色&おとうさんネタにてどうぞヨロシクです。うふ。
スポンサーサイト






  ▲PAGE TOP▲




  
■からくり
 直球勝負が大好きです。
 でも変化球も好物です。  
 
 ▼--連絡用-- 



RSS 1.0 || HTML 4.01 || RSS FEED

FC2Ad

Powered by FC2 Blog

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。